ある者は繁栄をきわめ、 全く安らかに、かつおだやかに死に、
彼が死ぬときは何ひとつ携え行くことができず、 その栄えも彼に従って下って行くことは ないからである。
そうしなかったならば、 わたしは伏して休み、眠ったであろう。 そうすればわたしは安んじており、
その骨には若い力が満ちている、 しかしそれは彼と共にちりに伏すであろう。
その日をさいわいに過ごし、 安らかに陰府にくだる。